RG50ガンマ キャブレター改造

お久しぶりです。
ちょっと実家で色々あってずっとブログどころじゃなく勝手にお休みしてました。

今回はあのバッタ物のPWK28もどきをMJF化して行こうと思います。
使った部品は

この部品です。
これはヨシムラのYD-MJN28という４ST用の28φのキャブの部品です。
ちなみにこちらを見てる方達は大半の方が知ってると思いますが
「ヨシムラ独自に開発したマルチプルジェットノズル（MJN）を組み込んだキャブレターで、適正な濃度の混合気の生成と良好な燃料状態を得るための理想的な霧化特性を目指して開発・・・・・」
ヨシムラのHPでこの様に説明されてます。
コレ以上詳しく知りたい方は動画付きで説明されてますのでそちらをご覧下さい。

利点はキャブセッティングの簡易化、フラットバルブキャブの苦手な低回転のもたつき解消、燃費が良く成る等色々あるみたいです。
デメリットは部品が高い？位かな？

説明はそんな感じで早速出来るのか？部品の違いを比べて行きます。

まずはジェットニードル周りの違いです。
左側がPWKで右がYD-MJN28なのです。
YDはPWKをダウンドラフトにしたようなキャブなのでジェットニードルとメインジェットを付ける所が分離してるのでこんな感じに違いが有ります。
あとPWKのジェットニードルには細かい穴が開いてますがYDの方は有りません。

あとニードルが入る部分の穴の径が違います。
これはPWKがこの穴の隙間からガソリンを吸い上げるのに対してYDは逆にココは出来るだけニードルとの隙間が無くなるクリアランスで作ってるからだと思います。

次にニードルの違いですが

この様に全くの別物です。

さて色々フィッティングして何とか形にはなりそうなので早速加工していきます。

長さが合うようにこの様にカットして何とかPWKに収める作戦です。

そして一応完成！
ニードルは加工なくそのまま付きます。
写真はニードルの穴が見える様に付けてますが実際は左右に穴が向いて取り付きその穴からまんべんなくガソリンが吸い上げられ気化して行く感じです。

とりあえず物は完成しましたが元々４ST用のキャブの部品からの転用なので２STで上手く使いきれるかわからないのでその辺はまた取り付けてレポートします。

ではでは☆。.:*:・'゜ヽ( ´ー｀)ノ　まったね～♪